日本人は極度にリスクを恐れる人種である。リスクを回避するために何も行動しないほうがリスクが高いケースが多くても目先のわかりやすいリスク回避を優先する。実績がない案件は誰かが動くまで様子見し、実績が積み上がったあたりから重い腰を上げる。

ワクチン接種も同じである。今否定的な意見を持っている人、自分の周りの多くが接種するようになれば考えが変わるような人はかなり多いと思われる。

周りに同調しやすいのも日本人気質といっていい。私はレーシック施術を受け、今もなお快適な視界生活を楽しんでいる。角膜をレーザーで溶かして削り、屈折率を変えて視力回復させるだけの施術である

未だに物理的なメスを入れると勘違いしている人が多い。怖い、という感情が正しい知識やリスクの理解すら遠ざける。

前置きが長くなった。

ワクチン接種。みなさんは受けるのか、それとも受けないのか？

私は、もちろん受ける予定だ。リスクはかなり低いし、ワクチン接種によって今の窮屈な生活から少しでも緩和できるなら、喜んで接種したい。

接種するための自己負担金はゼロ。国が全額負担してくれるのだから打たない理由はどこにもない。あえて言えば、mRNAワクチンを望んでいる。

我が国で現在承認が降りているのはファイザーのみ。今後アストラゼネカとモデルナが認可される予定だ。

アストラゼネカは国内受託生産の動きがある。今後はアストラゼネカ社製のワクチンのほうが数多く出回るだろう。でも私はmRNAワクチンのファイザーやモデルナを希望している。

昨日、ワクチンの選択接種が可能となる見通しと報道。ワクチンは接種したいがアストラゼネカは避けたかった。選択できる見通しは嬉しい。

国民の多くがワクチン接種が普通にできるようになるのは秋以降かもしれない。今年も海外旅行は絶望的だろう。

少しでも早く普通の日常に戻って欲しい。そのためならワクチン接種は喜んで受けたい。

あと1年の辛抱と思いながら2021年を過ごしたい。