自分が稼ぎたいなら、稼いでいる人の真似をやるのが近道と言われている。そのとおりだ。しかし、真似て実践する人はほとんどいない。
真似さえすれば成功できるはずなのに、なぜみんな真似をしないのか。
答えは単純。真似するだけの能力を持っていないからである。
一つの成功事例を挙げてみる。
- Twitterで情報発信を行い、フォロワーを増やす
- YouTubeで情報発信し、チャンネル登録者数を増やす
- 並行して自分の商品を作る
- 認知度が上がってきたら自分の商品を告知する
- バカ売れする
こんなステップがネット界隈で大きく稼いでいる人の王道パターンだ。
自分の商品とは、テキスト系のコンテンツ、いわゆる情報商材であり、オンラインサロン運営や、企業とタイアップして、企業の商品を自分で紹介して販売手数料をもらったりするパターンが多い。
自分がインフルエンサーになることを目指し、影響力を高めてから自分の商品や他人の商品の宣伝を行う。
ここで一線を超える収入を手に入れられれば、自分の商品の制作も外注することができ、資金を掛けて商品を作成することで、質の向上とリリース頻度も上昇が図れる。
そしていずれは、商品開発すべてをチームで運営してもらう流れになれば、最強だ。
成功へのシナリオは、このように非常に明確なストーリーがあり、同じ道を歩むだけお金持ちになれる。
でも、多くの人たちは真似をしない。なぜなら、知性レベルの低い凡人には真似できないほど難しいからだ。
Twitterで情報発信を行ってフォロワーを増やす
凡人は最初のステップで頓挫する。なぜならフォロワーの多い人たちが発信する情報は、非常に多くの人に共感が得られる有益なツイートを毎日数多くつぶやいているからだ。
質の高い140文字の文字列を書くには、潜在的な頭の良さが求められる。
他人の心を動かす言葉、共感を覚える言い回し、次のツイートも読みたくなる文章。
努力をしてもなかなか、私のような凡人が再現するのは難しい。
たまに自他共に認めるいい感じのツイートができることもあるが、このレベルを一日数回、しかも毎日継続するのは容易ではない。
要するに、稼ぐには超エリートの行動をそっくり真似るのは不可能、だからみんな真似を試みても途中で挫折してしまう。
たまにマメにツイートしているのにフォロワーの少ないアカウントをチェックしても、残念ながら心に響くツイートを連発している人は皆無だった。
お、この人スゲーっと思った人は例外なくフォロワーが多い人ばかりだ。そして自分の商品やオンラインサロンを運営するレベルの人の思考回路を持つ優秀な人たちをみていると、とてもじゃないけど自分にはできないと、情けないが早々に完敗宣言を出してしまう自分がここにいる。
大成功を収めたレベルの人たちを真似られないなら、自分よりワンランク上程度で成功している人たちを真似に挑戦するほうが成功できるかもしれない。
大きく稼ぐ近道コースは凡人にとって断崖絶壁級のとてつもなく高い壁であるなら、自分ができる
精一杯の可能な範囲の近道を切り開くしかない。
今できることをコツコツやって、昨日の自分より、今日の自分がレベルアップできているかを点検しながら、毎日を大事に過ごしていきたい。