2021-06-07
なぜ新規事業を立ち上げようと皆オンリーワン思想を目指すのか?
事業を新しく立ち上げを目指そうとすると、私を含め、ほとんどの人が他社にはない商品やサービスの開発を目指そう考える。
「新規=世の中にないもの」と誤解しているからだと思われる。
あくまで自分たちがやっていない事業を開始することを「新規事業」と呼ぶのであって、世の中にないものをやるのが新規事業というわけではない。
そもそも、世の中に全く存在しない商品やサービスを新たに作り出せたとしても、ほとんどが売れないと考えるほうが自然ではないだろうか。
なぜなら、売れる商材は、すでに誰かが作っているし、実際に売れているはずだからだ。
自分だけのオンリーワンだと思っていても、世界中を探せば、どこかしらに類似する存在を発見することができるか、見つけられていないだけの可能性がある。
もし本当にオンリーワンだったとしたら、世の中に価値のない、独りよがりなオンリーワンの可能性が高いと考えたほうが良い。
しいていえば、既存サービス同士との組み合わせがオンリーワンになることはあっても、サービス単体のオンリーワンで成功する確率は極めて低い。
しかもビジネスでは、良い商品だからといって、売れる保証はどこにもない。どんなに優れた商品でも売る力がなければ、誰からも認知させずに埋もれていく運命にある。
A商品とB商品があって、B商品のほうがA商品よりも価格も高く品質も劣っていても、B商品のほうが売れるケースはいくらでも存在する。
B商品の方が売れる理由は、A商品よりも販売力があるから売れているといえる。
たとえば、同じ商品でもメルカリで出品されたモノと、Amazonで出品されたモノがもし同じ値段なら、圧倒的にAmazonのほうが売れるし、多少メルカリのほうが安かったとしてもAmazonのほうが優位であることに変わりはない。
理由は、Amazonのほうがワンクリックで買えるし、発送状況もAmazon保証による安心感がある。だから多少メルカリより高くてもAmazonから買おうと考える人が多い。
私は現在、Webサービスを運営中で、コツコツと利用者は増えてきて入るものの、大きく利用者が増えてウハウハな状態とは言い難い状況のままである。
そこで、他の方にはできなくて、自分にはできる付加価値を探した結果、オンリーワンでもなんでもないレッドオーシャン市場に向けて、新たな商材を始めることにした。
新たな商材とは、「ドメイン取得+サーバ初期設定+CMSインストール(ワードプレス)サーバ管理」を全部まとめて対応するサービスである。
現在、全力でLPを制作中だ。
これまでなんとなくやってきたツイッター運用。
本来、見込み客にファンになってもらうために行うべきなのだが、ただなんとなくフォロワーを増やしても、お金を出して買ってくれる人がフォロワーになってくれなければ無意味でしかない。
ツイッター運用は、新商材を買ってもらう人にフォロワーになってもらうことを目標に、明確にペルソナを絞ったツイートを行いながら、新たな集客モデルを目指していこうと考えている。
対象となるのは、Web制作を生業としている法人や個人事業主、コーポレートサイトをワードプレスベースでリニューアルしたいと思っている中小企業や個人事業主、amebloなどのフリーのブログ環境から脱却を目指している個人ブロガーを販売対象者として攻めていく。
有料note戦略も継続しているものの、私自身、魅力ある文章を書き続けるほど得意分野ではないジャンルで戦おうとしているため、苦戦を強いられている。
やはり、レッドオーシャンではあるけれど、アナログ的な対応の部分を全面に押し出しつつ、インターネットサーバ設定の知識を売りにしたほうが、自分らしさが出るのではないかと思いたった。そこで、サーバ丸ごと設定を商品化できないかと考えたのであった。
これから立ち上げる新規事業?は、もしかしたら誰からも申し込みがない状態が永遠続くかもしれないし、そうでないかもしれない。
でも何もしなければ、何も変わらないのなら、やれることは全部やってみるしかない。
今日もLP制作がんばります。