2021-06-10
コロナとマスク、集団免疫と接種率、そしてオリンピック
たまには時事ネタについて、好き勝手に語ろうと思う。影響力もまったくない個人のクソ意見なので、興味ない人は今日の記事はスルーしてお帰り下さい。
昨日、菅総理が11月末までに希望する全国民に接種可能な体制になると発言した。個人的にはもっと前倒しになると考えている。
なぜか。
接種希望者が想定より低いと予想するからだ。
ワクチン拒絶者は想像以上に多い。アメリカですらそうだ。100%の安全が保証されないのを理由にワクチン接種を拒む国民は多い。
正しくいえば、実態は100%安全じゃなくても、安全判断基準を正しく理解できない低能国民ほどワクチン接種を拒絶する傾向がある。私の偏見的な思考かもしれないが、そう思っている。
高齢者の場合は、体力的な問題から接種しない人も多い。
そもそもそんな人は外出先で感染するリスクがないから、別にワクチンを打つ必要なんてない。自宅にずっといる高齢者と接点がある人がワクチン接種すれば良いだけだ。
世界各国でファイザーやモデルナのワクチンを打ちまくっているのに、未だに安全に不安とか言っている人は、ワクチンに限らず、自分の中でリスクと呼べる存在をすべて全否定する低能人生を送っている人たちである。そんな視野の狭い人たちは無視すれば良い。
予防効果7割と言われるインフルエンザワクチンは接種するのに、新型コロナワクチンは拒絶するとかが、まだ実績が乏しいとか理由を並び立ててワクチン怖いなどと言う。マジで意味不明だ。
同じくオリンピック反対派もそうだ。
なぜオリンピック開催が感染拡大リスクとして騒ぎ立ているのか。
大体、私たち凡人が、世界各国のアスリートや関係スタッフたちと、接点を持つことすらないし、市街地に探索することもほとんどないはずだ。
そもそも来日する外国人、特に選手たちは、毎日PCR検査を義務付ける厳しい監視体制の元で生活しなければならない。
このような特殊な環境で開催するのに、感染拡大リスクと騒ぎ立てる人たちは、本心よりも立場的にそう発言しているだけの場合もあるし、それを単純に鵜呑みして反対だと騒いでいる人たちやマスメディア。本当にくだらない。
猪瀬元東京都都知事によれば、オリンピック反対と騒ぎている人ほど、オリンピック開催で魅了される選手たちの演出をみて、感動し、無事開催が終わったら、何事もなかったかのように静まりかえる人たちだと言っていたが、まさにそうだと私も思っている。
ワクチン接種の優先順位のあり方についても、様々な意見が飛び交っていたわけだが、確保済みのワクチン量と、自発的に接種希望者数との関係から、あと一ヶ月もすれば、接種順位へのグダグダも早々に沈静化するとみている。
残念ながら、今のままでは集団免疫を獲得できるまでの接種は進まないリスクのほうを恐れている。
ワクチン接種した人もしない人も、無関係に継続的にマスク着用を強要させようとする社会風土もどうかしている。
これから真夏がやってくるのにマスクを付け続ける生活なんて、勘弁してもらいたい。
ワクチン2回接種した人は、堂々とマスクを外せば良い。そしてワクチン接種できる身体であるのにも関わらず、個人的思想だけで拒絶反応を持っている人は、一生マスク生活を続ければ良いだけだ。
マスク外したければ、ワクチン打て。
7割の人間はワクチン接種できる健康体の人たちである。ワクチン接種可能な健康な人たちが全員打てば、集団免疫を獲得できる。集団免疫が獲得できれば、ワクチン接種できない人たちにもリスク回避される。
強制力がなくても、こうした社会風土に持っていくぐらいの勢いがほしい。
コロナ禍になって、改めて感じるのは、悪しき民主主義の姿が浮き彫りになったことである。
平等は必ずしも正しい選択ではない。地方都市で普段外出しない高齢者にワクチンを優先的に割り当ててどうするんだ。悪平等でしかない。
失敗しない政治、つまり何もしない政治こそが正義となる、民主主義社会の最大の欠点である。