2021-06-14
大規模接種予約状況と無断キャンセル、64歳以下来月受付開始
テレビで連日報道されているとおり、東京と大阪の大規模接種会場の予約状況がガラガラになっている。65歳以上が普通に地下鉄に乗って都心まで足を運べる人数が少ないだけでなく、ネット予約が苦手な高齢者が想定以上に多かったのも関係していると思われる。
それ以外にワクチン接種への拒絶を示す人もいるだろう。まあ、個人の選択の自由だから、ワクチンを拒む人たちがどうなろうがどうでも良い。
一番の問題は、予約しているのにも関わらず、無断ですっぽかす高齢者があまりにも多いのが非常にやるせない思いでいっぱいである。
キャンセル連絡すらできない無責任の人生の先輩たち。こんなに多いかと、強い憤りを感じている。
自分さえ良ければ関係ない。そんな精神なのかだろうか。
自分がいつ予約したのかすら覚えていないのか、それとも自分では予約できないので子どもたちに代行してもらったものの、キャンセル手続きまで子どもたちに依頼するのが面倒だから放置したのか、定かではない。
どんな理由にせよ、約束を無断で反故にする人生の先輩たちがあまりにも多すぎることがとても残念でならない。
まあ、影響力もなにも有していない私が、ここで不満を述べたところで、だからどうしたって話だが、我慢ならないので敢えて書いてみた。
さて、我が自治体の最新情報を調べたところ、12歳~59歳以下へのワクチン接種整理券の配布が今月末から順次発送されると、自治体HPに書かれていた。
自治体単位でのワクチン接種会場の準備も着々と進んでいて、7月末からは、自宅から近い場所でも接種できることがわかった。
当時から気になっていたワクチンの選択も可能であり、当初の希望通りモデルナのワクチンが打てる会場を選択して予約しようと考えている。
自治体の会場は実質8月入ってからなので、予約状況にもよるが、まずは防衛省主管の大手町の大規模接種で来月予約を試みるつもりである。
先日開催されたG7。菅総理は各国の首脳にオリンピック開催について全首脳からの支持を得たと報道があった。大きな成果といえる。
世の中には、常に反対派が存在していて、今朝のモーサテに登場した英国の元報道マンも否定的な考えを言及していた。
内容は、イギリスではワクチン接種が50%を超えているのに、最近感染者が再拡大していて、感染者の9割がインド株。だからオリンピックが開催されれば、日本もインド変異株に汚染されるからダメだ、的な発言だった。
イギリスのワクチン接種は、アストラゼネカが最も打たれているワクチンとなっている。インド変異株に限らず、新型コロナウイルスに対する有効性は、ファイザーとモデルナと比較すれば8割以下と効果は低いとされている。
対するmRNAワクチンであるファイザーとモデルナは、5月に、米国の研究結果によれば、有効性が認められると発表している。現存株に対しては9割以上の効果が出ている。
とはいえ、どちらであっても100%の効果があるわけではないため、インド変異株に対して絶対大丈夫とは言い切れないものの、少なくともアストラゼネカよりは効果が高いのは間違いない。
だから、英国の専門家の意見なんて参考にならないし、そもそもオリンピックが開催されるから汚染が拡大する短絡的思考のほうが問題だと思っている。
テレビに出てくる専門家と呼ばれる人たちの発言は、正直、素人でも予想できるコメントしか言わないし、立場上、安全係数を高めの発言するため、希望的な発言よりも警戒レベルを引き上げる的な発言ばかりしかしない。
専門家とは、素人では思いつかない気づきを伝える立場だからこそ、専門家として価値があるわけ、予想通りの発言しかしない人たちをコメンテイターなんていらないと思う。
とにかく、自分も一日も早いワクチン接種できる日を望んでいる。自治体から整理券が配布されたら即行動するつもりだ。