画像引用元:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/1333020.html
ついに、ついに、エクステリアの全容が発表された新型シビックハッチバック。本コラムで再三にわたって書きまくっていた全体像が明らかになった。
気になってたフロントデザイン。ずっと見ているうちに徐々に我が脳みそも許容する気持ちが芽生え始めている。
先代モデルのような攻撃的なデザインから一新された11代目シビックは、アラフィフのおっさんが乗るにはちょうどいいのかもしれない。
そんなふうにフロントデザインを眺めれば、まあ悪くないんじゃんないかと、自分で自分を説得している。
そもそもなぜ私がシビックハッチバックに興味を持ったのか。
理由は3点。
・6MTがラインナップされている
・現マイカーよりハイパワーなターボ車
・実用性が高い(4ドア、厳密には5ドア)
最大の選択理由はなんといっても6MTがラインナップしていることだ。
脱炭素、EVシフトと叫ばれる昨今において、もはや、新車で買える6MTモデルは超希少価値の車といっていい。
おそらく来年発売されるタイプRや、発売が噂されるGRカローラスポーツを最後に、新モデルに6MTを設定する新車はもう出ないと予想する。
私にとっても今度買う車が人生で最後のMT車になると覚悟している。
それだけに長く乗り続けたい。想定では還暦まで乗り続けるつもりだ。
長く乗り続けるは、高い実用性は必須だ。GRヤリスのような過激なスポーツも大好きだ。同じエンジンを積むと噂のGRカローラのほうが本当はほしい。
しかしヤリスだけでなくカローラスポーツですら荷物の積載性の高さ、燃費面を考慮するとシビックハッチバックに軍配が上がる。
今回発表された情報は外観デザインのみである。
燃費はどのぐらいなのか。
燃料タンクはどの程度確保されているのか。
どこで生産されるのか。
注文してから納期はどのぐらいかかるのか。
肝心な価格はいくらで設定されるのか?
まだわからないことだらけだ。
正式発売は今年8月だそうだ。正式発売日以降に残された部分の全容が明らかになる。
10代目シビックと基本的に同じエンジンを積んでいる。これから推察する限り、燃料はハイオク専用で、燃費性能もほぼ同じと考えて良さそうだ。
現マイカーのコルトラリーアートバージョンRより、同じエンジンサイズなのに、車体サイズが圧倒的に大きくパワーも燃費も上。
一定以上の加速性能と燃費を両立した車。それでいて6MTを搭載する。もうこういった車と出会えるのもラストチャンスだろう。
公式サイトには記載されなかったが全長は4530mm。10代目より長くなっている。
個人的な問題として我が家の車庫に計算上ギリギリ入庫できる限界長となってしまった。車体をはみ出さずに駐車するには、我が家の壁ギリギリまで寄せなければならない。
コルトのように、車と自転車を同時に自由に出し入れする環境とはお別れしなければならない。得るものも多いが、失うものも多い。
最悪、自宅近くの月極駐車場を借りる選択肢もないわけではない。だが、ギリギリなら駐車できる環境があるのに、わざわざ毎月3万円近い金額を払い続ける選択もどうかと思う。
秋にはディーラに試乗車が入庫されるはずだ。試乗車に実際に乗ってみて、我が家の車庫入れテストをして最終判断を下すつもりだ。
私の言う、最終判断とはシビックハッチバックを買うか買わないかの選択を指しているのではない。
我が家に駐車するべきか、近隣の車庫を借りるべきかの判断を指している。
そう、つまり購入判断について
本日正式に買う決断を下したのだ。
今回のモデルで最も残念なのは、ホンダまでもがディスプレイオーディオを採用してしまったことだ。社外品のナビを自分で設置する選択肢は完全に奪われてしまった。残念である。
この流れはトヨタ車を選択しても同じだ。だから仕方がなく受け入れることにする。
一方で先代モデルのような速度のデジタル表示から、針式の液晶インパネに変更された点は大歓迎だ。私が先代モデルの選択をためらった最大の理由はインパネだったからだ。
インパネデザインは運転する間、ずっと視界に飛び込む非常に重要なインテリアアイテムの一つだ。だから速度表示がデジタル数字なのはどうしても許せなかった。
それが今回からは期待通りのアナログ表示になったことは心から歓迎したい。
で、いつ買うのかだが、マイカーの車検が来月3月なので、納車時期は来年2月末あたりになるよう、逆算して注文する予定で計画している。
生産地が北米だとすると、注文してから4ヶ月以上の超納期になると考えられる。もし北米だったら、10月には正式注文をすることになる。
このあたりの情報を含め、正式発売日での最終開示をみて、行動スケジュールを決めるつもりだ。
最後に来年GRカローラスポーツが発売されたら、どうするのか?
これについては、全くの未定だ。内容をみて本当の望んだ内容だとしたら、シビックハッチバックを早々売って買い換える選択肢も当然想定している。
多少お金がムダになろうとも、短期間で買い換える可能性はゼロではない。
しかし、現時点においてトヨタから正式に発売する動きは全く明らかにされていない現時点では、想像だけ膨らませても仕方がない。
オフィシャルな発表を待ってから、改めて考れば良い。そんな感じだ。
どう転ぼうが、現マイカーとは来年2月をもってお別れとなりそうだ。
国道走行も、現状は若い番号を優先的にチョイスして走行しているが、残されたコルトとの生活を考えると、コルトの車体サイズだからこそ走れる酷道を優先的に走ったほうが良さそうだ。
さあ、我が愛車コルト君よ。累計走行距離30万キロ達成に向けて、今年最後の仕事頼んだよ。