2021-09-21公開2021-09-22更新
新型シビックの最大の魅力は6MT設定、それだけで十分である
画像引用元(https://www.automesseweb.jp/2021/08/17/739126/20210813_amw_newcivic6speedmt_016)
新型シビックの6MTの公道走行の動画が少しずつアップされるようになった。ホンダが長野でプロ向けの試乗会を開催した動画が中心となっている。
動画の内容の評価は一旦おいておくとして、動画内での発言で注目したのが、初期予約の段階において4割の購入者がMTを選択したというネタだ。
前モデルは3割だった。前モデルの統計にはタイプRも含まれる数字。だからシビックハッチバックに限定すれば2割がMTを選択だった。これらの数字と比較すれば、新型シビックの出だしとしては期待を上回るMT購入者数といっても良さそうだ。
私と同様、MT設定があるからシビックを買う、今の時代からすると相当な変わり者が、シビックを購入したことを意味する。
この情報を聞いて、もし、購入比率が1割未満で、大半のユーザがCVTを選択している状況だったら、わざわざ6MTを設定してくれたホンダも、さぞかし肩を落とす結果になっていたかもしれない。
MTをチョイスした4割の人たちは、私と同様の相当の変わり者である。
初期購入者は、他車比較せずに、シビックを指名買いするユーザが多い。そのため、最終比率が4割キープするとは思えない。おそらく、後半になるにつれCVTを選択する人が増えていき、トータルではMT比率は下がる可能性が高い。
それでも、一定数のMT派が着実に存在していることが確認できたことは素直に嬉しい。
これからシビックの購入検討している人で、MTにするかCVTにするか迷っているなら、CVTにするべきだと思う。
今の時代に、わざわざMTを選択する私のような偏見タイプは、MTがあるからシビックを買うのであってCVTにする選択肢は最初から完全にゼロ思考である。どちらが良いかなんて考える余地もなく真っ先にMTを選択する人たちである。
YouTubeでMTの動画をアップしている専門家の中には、CVTと比較して、MTでもCVTのような運転が可能なのかを検証するようなコメントを出しているお腹の出ているおっさんが居た(プロドライバーと知っていてもそう表現したくなる・・・失礼)。
過去にどんな素晴らしいプロドライバーだか知らないが、CVTのような動きをMTに求める発想そのものが、全く無意味だと断言させてもらう。
MTを選択する人は、あえて手間の掛かる操作を求められるMTを選択する偏屈の塊のような人種である。運転に手間が掛かる操作のある車を自発的に選択することに快感を持つ相当な変わり者、それがMT購入者層だ。
そんなユーザに対して、CVTとどちらを買うか?なんて設問自体そのものが愚問だ。
ところで、新型シビックの発売日は今月3日だったが、一般の人への本格的な納車はまだ始まっていない。最も早い人で、先週後半あたりに納車されたような段階となっている。
私の知り得る情報では、公式発表日からお盆休みの間に購入申し込みをした人たちが11月中旬納車、お盆明けから9月上旬に申し込みをした人たちは12月上旬のスケジュールとなっている。
世界的な半導体不足もあって、まだ流動的な状況とはいえ、国内生産(埼玉寄居)である新型シビックは、予定より納期が遅延しても、現時点では2週間程度のズレで収まるのではないかと思っている。
ところで、現マイカーの累計走行距離も299200kmとなり、あと約800kmほどで30万キロを迎える。突破の際は、記念で動画でも撮影してYouTubeにでもアップしようかと考えている。
そして来年のいつかわからないが、GRカローラが本当に発売されるのか、引き続き注目している。
GRカローラの発売が決定し、詳細が発表され、内容が素晴らしかったら、シビックを容赦なく売って買い換えるつもりだ。
しかし少しでも内容に不満を感じたら、シビックは還暦まで丁寧に乗り続けようと思っている。
それまでは、現マイカー、コルトラリーアートバージョンRを、故障させずに丁寧にそして、タイヤを目一杯使い切るまで、走り込むつもりだ。
私にとってもカーライフは、世の中からMTが完全ゼロ化するまで、とことん付き合っていく覚悟である。
元気で車を運転できる間は、私の偏見思考生活は継続することを、お約束させてもらおう。