2021-11-08
未体験ゾーンへの挑戦、勇気がいるし、なにより疲れる
今年もあっというまに残り2ヶ月を切った。みなさんは今年はじめに計画した目標の達成度はいかがだろうか。
多くの人たちは、年齢を重ねるたびに、毎年同じ繰り返しをするだけの時間の過ごすようになる。時間の経過が早く感じるのは、毎日新しいことに挑戦していないからだとも言われている。
新しいことに挑戦するのは、勇気がいるし、なにより疲れる。失敗する可能性だってある。
人生の経験値が積み上がってくると、過去の事例を参考にして、過去成功した行動パターンを繰り返そうとする。正しくいえば、過去失敗しなかった行動パターンから回避するようになる。
失敗した時の精神的ダメージはかなり辛い。失敗しないほうが楽だから、安定を目指そうとする。
10代の頃は、過去の経験値が浅いので、大半の事柄がはじめて挑戦する繰り返しに慣れていた。積極的に未経験の領域に挑戦するしかなかった。
アラフィフになると、新しいことに挑戦しなくても、過去の経験した事柄の繰り返しだけでなんとかなってしまう。
楽な手段を選択できてしまうから、楽な道を無意識に選んでしまう。
知らず知らずのうちに、30歳、40代、50代、60代へと年を重ねても、肉体的退化しながら、思考回路が全く変化せずに年齢だけ重ねていく人は非常に多い。
私もそうなりつつある。
それでも構わないと考える人も多いだろう。
でも自分はそんな人生避けたい。可能な範囲で新しい未体験ゾーンの積極的に飛び込んで、ときには跳ね返されて思い通りにならずに辛い思いをしてでも、新しい経験には貪欲に挑戦していきたいと思っている。
人生には、様々な選択や壁が存在する。
このうち、自助努力に比例する事柄とそうでない事柄に二分される。
努力量におおむね比例する事例
・受験
・資格試験
・英会話
努力量と完全比例しない事例
・告白
・婚活
・就活
完全比例しない事例は、主にヒトの感情に左右される要素に対する挑戦である。
どんなに努力しても、相手から拒否されれば、成功に到達できない世界が、対人評価である。
受験失敗や資格試験不合格も大きなショックを受けるが、あくまで定量的に合否ラインが存在しているので、ある程度許容できるジャンルといえる。
しかし、大好きな子に好かれるために、一生懸命努力しても、その子の気持ちが自分に振り向いてくれるとは限らない。恋愛や婚活はこれに当たる。
年齢を重ねると、特に努力が必ずしも報われない世界に最初から挑戦せずに逃げてしまう人が非常に多い。
楽な道に行くのは簡単だ。
でも、そんな人生、きっと後悔する。
アラフィフになっても、自分は行動し続けて、結果的に思い通りにならなかったとしても、やらずに達成できないより、挑戦して達成できない苦痛の道に積極的に向かっていきたい。
今年は勝負の年と捉えている。
残りわずかな時間を目一杯、挑戦しつづけて結果を出していこうと思っている。