2022-05-24
今やれることは今すぐやろう。先送りして得することは一つもない
マクドナルドに続いてスターバックスもロシアからの完全撤退を決め、次々と米国企業を中心にロシアでのグローバル事業の撤退が相次いでいる。
東西冷戦終了後、米国企業はロシアで事業展開を進めてきたが、転換期を迎えている。
おそらく、今後ロシアでマクドナルドを食べられる風景は数十年レベルで復活しないと思われる。
私はコロナ禍になってから、海外はおろか飛行機にすら乗っていない生活を続けている。
遠征頻度が激減したため、可処分所得が増え、増えた分はすべて株式投資に資金を振り向けている。
海外遠征にかなりのお金を毎年つぎ込んできたのを実感する。
今思うと、やっぱりできる時にやっておくべきだと痛感している。
「いつかやろう」ではダメだ。
私個人としても、あの時、モスクワに行って本当に良かった。
今後、コロナ禍が終わっても、当面の間、モスクワに気軽な旅行は難しいだろう。
前澤氏が宇宙ステーションに行ったタイミングもギリギリだった。
もし半年遅れていたら、宇宙ステーションへの旅行計画は完全に破綻していたのは容易に想像できる。
未来はどうなるか誰にも予想できない。
コロナ禍になる前に、行きたい海外はほぼ行き尽くした。
だから、海外に行きたい熱はさほど高くない。
どうしても行きたい場所はすでに達成しているからだ。
コロナ禍は憎いが、個人的にはトータルではプラスに作用している。
最大の恩恵は在宅勤務の恒常化である。
通勤時間ゼロは、この上ないメリットである。
たしかに社内の人との人的交流度は下がったものの、お酒の弱い私にとって、価値のない会社の飲み会参加が減ったのは、素直に歓迎だし、時間も体力もそしてお金も節約できている。
お客様との打ち合わせも、ほぼオンラインで済ませている。
オンラインなら、打ち合わせ直前まで別の作業が可能だ。
あと10分後にお客様とのミーティングが開始する状況でも、今、こうして書いている文章を書くことができている。
世界的な変化のきっかけとなったCovid19。
ネガティブな環境を強いられた人も多いが、自分の一人で世界をコントロールできないのだから、今できることを今すぐやるしかない。
行動制限があるなら、行動制限中にしかできないことを粛々とやる。
人生時間は有限だ。
私ももう49歳、人生後半真っ只中である。
先送りしない人生をこれからも邁進していきたい。