2023-07-19公開2023-07-20更新
三井住友銀行から口座開設手続き来店予約メール
昨日、三井住友銀行から口座開設の来店予約メールが届いた。審査通過したのだ。
前回のコラムから1ヶ月も経過。他銀行は申請から2週間以内に「見送り」通知の連発だった。
悲願だったメガバンクの法人口座開設。他銀行は毎月2000円以上の口座管理手数料が徴収されるところ、三井住友銀行なら無料で済む。
まだこの文章を書いている時点で口座開設が完了したわけでなく、これから来店予約をして、窓口で口座開設の本手続きをこれから行う段階。だからまだ安堵するには早い。
とはいえ、みずほ銀行から始めった連戦連敗。最後に残った三井住友銀行で法人口座開設できる見通しを手にできたのは、言葉に表せないほど嬉しい。
三井住友銀行とPayPay銀行。
2本立ての強力なインフラを手に入れた。
この先、インボイス番号を国税庁から交付されれば、今後は全力で法人として業績向上を目指すだけだ。
法人名義のクレジットカードもすでに1枚作成済。三井住友銀行口座開設時に三井住友カードビジネスオーナーズの申し込みによってダブル体制も整う。
10年前なら、たかが法人口座開設だったかもしれない。
しかし現在の情勢において、私のような実績ゼロ、従業員もゼロ、役員報酬もゼロの個人相当の法人が、メガバンクの口座を所有するにはとてつもない大きな壁がある。
しかも私の場合、不利とされているバーチャルオフィスでの法人登記である。
横浜銀行やきらぼし銀行は、実店舗がない法人は不利とされ、申し込んで1週間後にメールでサラッと見送りメールが届く始末。相手にすらされなかった。
一方、三井住友銀行は他の銀行と違い、申し込みしてから3週間、全く連絡すらなかった。
他の銀行は続々と見送り連絡が来るのに、三井住友銀行だけ全く反応がなかった。
当初は最初は反応がない(遅い)ことに、苛立ちも覚えた。しかし、今は全く違う。
来月には請求書に三井住友銀行の口座名を記載できるようになるのだ。対外的にも大きな信用を見せつけられるのはビジネスの拡大においても心強い。
新規取引先から見ても、請求書の書面上には、誇らしげにメガバンクの名前を振込口座先として記載できるのだ。
さて、冷静になって振り返ってみよう。
きらぼし銀行を除いて、他銀行の口座開設申し込みはオンラインで行える。
最初に申し込んだみずほ銀行は3日後に見送り連絡が届いた。
三菱UFJ銀行は1週間後にオンライン面談の連絡メールが到着。
予約した日時にオンライン面談を受け、いろいろ質問を受け、追加の書面を要求された。翌日に要求された書面とともにホームページのアドレスも添えて提出した。
運悪く、翌々日のさくらインターネットが珍しくサーバがダウンに見舞われた。よりによって会社のホームページ閲覧が半日できないトラブルに見舞われたのだ。
これが審査落ちになったかどうかは定かではないが、結果は見送りとなった。
準メガバンクのりそな銀行も追加資料の提出連絡を受け、速やかに提出。それから1週間後に見送りメールが届いた。
その間も、三井住友銀行から全く連絡がなかった。
オンライン申込みから20日経過後、ようやく手元の電話が鳴った。10分程度、電話で面談開始し、いろいろな質問を受けた。
主な質問内容は次の通り
・なぜ三井住友銀行を選ばれたのですか?
・これまでどのようなお仕事をされてこられましたか?
・なぜ法人設立されたのですか?
・三菱UFJ銀行さんへは申し込まれましたか?
・三菱UFJ銀行さんの結果はどうでしたか?
・どのような事業をされるのでしょうか?
・どのようなお客様と取引されていますか?
・バーチャルオフィスをご利用されていますか?
・上記にはいと回答→バーチャルオフィスの契約書を送付してください
こんな具合の質問だった。
電話を切り、翌日、メールにて書類アップロード用のURLが送られてきた。
バーチャルオフィスの契約書PDFを添付して送信。すると、そのURLは一回限りで、追加の書類をオンラインから添付する手段は存在しなかった。
このままだと、他銀行の二の前になってしまう。と焦りが募った。
オンラインで書類を追加提出できなかったため、メール文章を読み直すと、記載住所に書類を送ることも可能と書いてあった。
そこで、オンライン提出したバーチャルオフィスの契約書だけでなく、要求されていないPRできそうな資料を見繕い、郵送することにした。
<追加郵送した書類>
・今年の個人事業主における確定申告書
・一昨年、特集記事に掲載された雑誌のコピー
・現在の有料プラン加入中の取引先企業一覧
・感情移入した担当者向けの文章
・名刺
これらの書類は提出要件として求められていない。
それでも提出したのは、なんとしてでも口座開設したい強い思いからだった。
ここまでしてダメだったら諦めよう・・・。
悔いのないように、やれることは全部やる。それでも見送り判断がくだされたら完全に諦められる、そう思っての行動だった。
ダメ元で書類を郵送したのが決め手になったかどうかは定かではない。
結果は大逆転での審査通過の回答をもらうことができた。
個人レベルの実績ない法人でしかもバーチャルオフィスである。
こんな不利な状況でも、三井住友銀行の法人口座を開設実績を作れたのだ。大いに自慢しても良いはずだ。今後の事業活動におけて大きな自信につながった。
ありがとう、三井住友銀行さま。