2023-12-18
仕事も整理整頓、不要なものは捨てる勇気と行動
片付けができる人とできない人の決定的な違いは、不要なものを捨てられるか捨てられないかだと思っている。
生活をしていけば、モノは勝手に増えていく。増えたモノのうち、使わないモノものも増えていく。
使わないモノは不要だから捨てなければ、保存場所もなくなり、どんどんとっ散らかっていく。
仕事も同様だと考えている。
やらなければならないと指示されているその仕事は、本当に価値があって意味があるのかと疑問が浮かぶシーンはサラリーマンの世界では多く存在する。
サラリーマンは、平日会社のために人生時間を注ぐかわりに、安定した給料を受け取り、社会的信用を得て、安定した生活を手に入れるための手段である。
人生時間を捧げている対価としての安定と安心の価値は大きい。
とはいえ、「この仕事意味ある?」みたいな仕事を指示される場面があっても、業務命令である限り、原則逆らえず、業務を行う立場にあるのもサラリーマンである。
不条理な時間を割り切って過ごせる人はサラリーマンが適任だが、割り切れない性格だと、ストレスと感じる。
私は長年、新卒から働いてきた27年勤め上げた会社を退職し、今の会社に転職してまもなく2年を迎える。
前職は中小企業、現職は大企業で働いている。
経験年数に違いはあれど、大企業と中小企業のメリット・デメリットは理解しているつもりだ。
前職では「この仕事意味ある?」を徹底的に排除することができていた。入社数年間を除き、仕事におけるストレスは相対的に少ないほうだった。
現職では「この仕事意味ある?」を全く排除することができない。
大企業ならではの社内調整作業が多く発生する。大きな組織では社内調整が求められ、組織構造としては必要悪なのは理解しているが、この作業の当事者となり、想像を超える社内調整作業の任務をこなさなければならない。
本来ならマネジメント的なポジションで働く年齢でありながら、重厚な上位陣で占められる大企業組織においては、私のようなノンキャリアは、上からの指示に沿って仕事をしなければならない。
目先の安定と安心した生活を続けると割り切れるなら「この仕事意味ある?」なんて考える必要ないのだが、この作業に人生時間を捧げることに抵抗感がある私にとっては、耐え難い苦痛であり、ストレスの原因になっている。
たとえサラリーマンであっても、会社のための業務内容が、知識、経験やスキル向上にもつながる仕事なら意味があるし、価値を感じられるのが、これらが全くない仕事は、貴重な人生時間を捨てている感覚を持ってしまう。
この感情をコントロールするには、「この仕事意味ある?」を捨てるしかない。捨てるには自ら動くしか解決策が存在しない。2024年の大きな私のテーマとして掲げている。
本業と副業。今の自分には、安定と安心のためのまだまだ本業が必要だ。
本業に人生時間を捧げながら、個人的価値も同時に見出す欲張りな時間を作り出す。
本業があるから副業も腰を据えて挑戦し続けられるのだ。本業があるからこそ、時間を大切に有効活用する意識が強く持てるのだ。
2024年は、1年でも早く副業の本業化を目指しつつ、サラリーマン生活の中から仕事も整理整頓を実行し、新たな世界に飛び込んでいく準備を進めている。