これまでGRカローラの存在に憧れ、手にしたく2度の抽選に応募したがあっさり落選。
世にわずか1000台強の台数しか存在しない車も、ネット上には連日多くの書き込みが続く。
買いたくても買えない人が大勢いるのに、GRカローラミーティングとか、複数台所有している人とか、購入してからほとんど乗らない人とか見ると吐き気が襲う。
そんな思いをしながら、今年1月のオートサロンで突如発表されたシビックRSの存在。
すでに存在するFL1の6MTと何が違うのかと思う人も大勢いると思うが、私は6MT専用モデルと聞いた瞬間、心が躍ったのである。
生粋の絶滅危惧種であるマニュアル車好きにとって、6MT専用カーという響きは、GRカローラの登場時の気持ちに近い高揚感を抱けるパワーワードなのである。
FL1も隙のない素晴らしい車だが、同スペックにあるCVTや生産台数として多いFL4と見た目が同じな外観であると、オレのクルマはMTと判断がつかない思いが、何か特別感がないむさしさがある。(クルマに興味のない人は全くどうでも良い思想である)
GRカローラやシビックRSは6MTしか存在しない特別なモデルとして、私にはとても輝いてみえるのである。
一方、GRカローラはマイチェン版GRヤリスに8ATが搭載されたのを見る限り、次回の抽選販売?のモデルでは6MTとDATモデルの2種類が設定されると予想される。
そうなってくると、GRカローラも6MT専用モデルではなくなるため、個人的な特別感を喪失する。
同時にシビックRSの存在を知った状況を踏まえると、次回も買えない可能性が高いGRカローラへの思いは一気に沈静化したのが2024年である。
なぜ、シビックType-RではなくRSなのか。
一番の理由はタイプRだと自宅の車庫に収まらないからである。
それ以外では後付け理由にはなるが、
・4人乗り
・車内が真っ赤(家族にドン引きされる)
・BOSEスピーカが選択できない
・実燃費が10km/L以下になりそう
・タイヤ代、オイル4リットルオーバー等、維持費が高い
こんな理由である。
RSなら自宅の車庫にギリギリ入る(FL1と同サイズのはず)し、タイヤ代も許容でき、燃費もどんなに悪くても10km/Lは割らない、ストリート走行専用、BOSEスピーカがあり、5人乗り等、経済性、実用性において私はRS一択というわけである。
買える車を指示したい。
そんな思いで、私はRSを購入する決断を下した。
2024年7月4日現在、RSの詳細情報は全く開示されていないし、価格がいくらに設定されるかすらわからないが、買う決断を下したのである。
少し正確にいうと「買える状態を確約した」とでも言っていこう。
もう、私がGRカローラを買いたいと思うことは二度とないとここに宣言する。
なぜなら、繰り返すがシビックRSを買うことが正式に決定したからだ。
ネット上にあるシビックRSに関する各種情報
・200ps
・フライホイル軽量化
・Googleビルドイン
これらは、そうなってほしいと思う願望と米国シビックSiからの妄想情報が、今この文章を書いている一般人が得ているレベルの話である。
おそらくいずれかはその通りの内容なると私も思っているがいかんせん正式情報は何も開示されてない。
そろそろメーカーから正式な情報が開示されるタイミングだと思いながら待っている状況である。
そしてRSの購入を検討中の方へ。
メーカーから正式に開示されたら、即日に購入予約をしたほうが良い。
すでにRSの初期生産台数は限られており、納期は来年以降になるのは確定的となっているだけでなく、タイプR同様、もしかしたらすぐに受注停止になる可能性が考えられる。
2026年に適用される排ガス新基準が適用される前に、新車で絶滅危惧種の車を買いたいなら、「買ってやる」ではなく「買わせてください」というスタンスが求められる。
買えるかどうかもわからないGRカローラより、たとえ長納期になっても、メーカーが作ってくださるRSを私は選んだ。
購入意思を素早く表明し、納車される日までじっと我慢してとにかく待つ。
100%ガソリン車が買える最終コーナーに差し掛かったからこそ、覚悟を決めようじゃないか。