2025-06-02
脱サラ、ゼロからの挑戦。30年越しの再スタート
ついにこの日が来た。
学校を卒業してから30年、ずっとサラリーマンとして働いてきた私が、人生ではじめて“会社員じゃない生活”をスタートした。
もう、毎月自動で振り込まれる固定収入はない。
これから先、生活費を確保するためには、自分で仕事を見つけて、納品し、請求を出して、入金を確認し、税務処理を経て、ようやく“自由に使えるお金”を得られることになる
いわゆる「独立」というと、ある程度お得意さんがいて、ある程度の売上目処がついた状態でスタートする人がほとんどだろう。
しかし私の場合、少しだけ繰り返し使ってくれる方はいるものの、安定した太客はゼロ。
明日には誰からも課金されないかもしれないという、不安定の極みにいるのが現実。
ただ、それでも私は踏み出した。
私が手にしている“唯一の収入源”は、自分が個人で開発してきたWEBサービス。
素人なりに見よう見まねで作り上げたものだ。
このサービスがもし止まれば、私の収入はゼロ。
すべてを失うリスクと隣り合わせなのだ。
だからこそ、生きていくには集客力がすべてだ。
これまでは副業だったため、売上がゼロでも「まぁ、仕方ない」と思うことができた。
でも今は違う。最低でも今の10倍、いやサラリーマン時代を超えるには100倍のユーザーに使ってもらう必要だ。
脱サラして得た唯一の武器――それは時間だ。
これまでは、出勤記録をつけてさえいれば、正直サボってもお金は入ってきた。
でもこれからは、時間の使い方一つで、収入が“ゼロ”になる可能性がある。
だから、健康を意識しながらも、人生のすべての時間をビジネスに全振りする。
自分の裁量で、誰からも指示されず、好きなことを追いかけながら、毎日を構築していく。
これは本当に、サラリーマンでは得られなかった最高の感覚である。
上司からの評価、無意味な会議、毎日の業務報告、価値を見いだせない社内業務…。
これらに費やしていた時間は、今すべて自分の人生に投資できる時間になったのだ。
この自由を、無駄にしてはいけない、
私は、脱サラしたことを「本当に良かった」と心から思える未来を、自分の手でつかみに行きます。