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https://response.jp/article/2021/06/24/347022.html
シビックハッチバックの正式な価格情報は発売日である8月に発表されるが、某ネット記事によれば、すでにディーラに見積もり情報が展開されていると書かれていた。
このネット情報によれば、高グレードモデルEXの標準価格は359万円。前モデルと比較すると、60万円も価格アップとなっている。
諸税やら、最低限のオプションを載せると。乗り出し価格は400万円を少し超える感じになると、その記事には書かれていた。
一見、大幅値上げに感じる。
でも、きちんと中身をみると、メーカーオプションの設定がほとんどなく、今回のシビックハッチバックに関しては、最初から基本パッケージにほぼ盛り込まれたモデルとなっているため、単純に前モデルから大きく値上げされたと解釈するのは早計と考えて良い。
通常の車は、見せかけの標準価格は控えめになっていても、いざ必要なオプションを採用すると、結果的に驚くような見積もりになることが一般的だ。
ところが、今回のシビックハッチバックの場合、購入後に別途メーカーオプションや粧飾品を購入するようなナビ関係やETC車載器はもちろん、安全対策に関わるハイテク系の機材もすべて標準で採用されていて、別途オプションを付ける必要はほとんどないので、実質前モデルからは若干の値上げの範囲と同様と解釈して良いと考えている。
音にこだわりを持つ私の場合、これまでマイカー購入直後から早々に標準搭載のスピーカを全交換するのだが、今回はBOSEスピーカが最初から12個搭載していて、自分で別途スピーカを購入し取り付けする必要もなさそうだ。
本当なら社外ナビを自分で選択したかったが、残念ながらホンダからディスプレイオーディオが標準搭載されていて、オプションで外すことは難しそうだ。
だから、純正品が自分が使いたい機能として、どこまで盛り込まれているかをこれから詳しく検証していこうと思っている。
車体カラーについて。通常ホワイト色だけ有料色になるのが一般的だが、シビックハッチバックに関しては、全5色中、ソニックグレーパールのみ標準色。残り4色はすべて有料色となっている。
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https://newcar-magazine.com/civic.html
私は今のところ、赤(プレミアムクリスタルレッドパール)を選択するつもりだ。また赤を選んでしまうのかと自分でツッコミを入れたくなるが、他の色と比較すると、赤が一番冴えているように感じている。だから今回も赤系をチョイスすることになりそうだ。
唯一の不満だったフロントデザイン。よくよくみると、北米で先行発表されたシビックセダンと若干デザインが異なっている。今みてもセダンモデルのフロントデザインは受け入れがたいが、ハッチバックモデルの方は我慢できるデザインといえる。
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https://newcar-magazine.com/civic.html
走行性能レビューについては、後一ヶ月もすれば、様々な自動車評論家がYouTubeで発信するので、それまで待ちたいが、一番知りたかった情報も、某ネットサイトで公表されていた。
知りたい情報は2つだった。燃料タンクと燃費。燃料タンクは47リットル、燃費はWLTCモードで16.3km/L。ハイオク専用車とのこと。
結果はほぼ前モデルと同等だった。燃料タンクが46リットルから1リットル増加したのは地味に嬉しい。燃費は0.1km悪化。誤差レベルといって良い。
トルクが前モデルより低回転から立ち上がるようになっているのも好感がもてる。街乗りにより最適なエンジンになったといっていい。
20年前のホンダといえば、ターボはやらない、独自のVTECで超高回転領域でパワーを絞り出すエンジンを作るメーカーだったが、まさか1700rpmからモリモリとトルクを発揮するターボエンジンをホンダから出すとは当時から想像もできなかった。
街乗りの快適性を考えると、低回転域からきっちり太いトルクが出るエンジンは気持ちがいい。私が人生ではじめてホンダ車を選択する大きな要因は、シビックハッチバックに搭載するエンジンに魅力を感じているのも大きい。
車内静粛性の向上、後部座席の快適性。11代目シビックは高級路線に半分乗っかりながら、パワフルな走りも同時に実現する。まさに私が理想とするスペックである。
正直な気持ちをいえば、来年登場するタイプRも気になる。GRカローラスポーツだって猛烈に気になっている。
しかし、常にタイプRのような走りをすることはほとんどないし、箱根新道のような長く続く登坂車線でも平然と加速してくれるレベルさえ担保してくれたら、シビックハッチバックのエンジンでも十分満足できる。
経済性とのバランスを考えると、シビックハッチバックEXグレードで、90%満足できる水準。私の中で問題ないとの結論が出ている。
原油が再び高騰化する時代背景。現マイカーより燃費の悪い車の選択はやっぱり難しい。
おそらく人生最後になるであろう100%内燃車モデルの購入。コルトレベルの加速性能と同時にコルト以上の燃費と快適な後部座席。そして静粛性。おとなの車として来年初旬には、シビックハッチバックで新たなカーライフを始めていることだろう。
8月に入ったら、ディーラに顔を出して、見積もりをもらってくる。新たな進展があり次第、またここでダラダラと近況を書くつもりだ。